山口県ひとづくり財団 新規採用職員研修を担当しています
年2回、実施しています
毎年、公益財団法人山口県ひとづくり財団が開催する、市町新規採用職員研修で接遇を担当しています。
4月に接遇マナーの基本研修、10月にフォローアップ研修を実施しています。
私たちの毎日の生活を支えてくれる市役所や町役場の職員方々の接遇マナーの向上は、住みやすい街づくりにもつながります。
そのために、ときには厳しい指摘をすることもあります。
私たち3名で担当しました
県内の市町から、新人職員がセミナーパークに集まって受講するので1回の人数が70~80名近くになります。
私たちの研修は、ただ聞くだけではなくペアワークやグループワークを取り入れて進めます。
あいさつや名刺交換などは、実際にやってみることでスキルアップします。
グループワークで協力すること、自分の意見をわかりやすく伝えること、異なる意見にも耳を傾けることを学びます。
ワークの効果を高めるために、受講者を2~3つの部屋に分けて実施します。
講師が違っても学べる内容は同じ
部屋ごとに講師が異なりますが、お伝えする内容に差が生じないようにグループワークの設定時間や休憩をどこで入れるかまで綿密に打ちあわせをします。
私たちは、どの講師が担当しても研修内容に差が生じないように、月1回のミーティングで実施した研修の反省や研修内容・進め方の検討を行っています。
県内に複数の支店がある企業の方から、「社員を1か所に集めて研修を行うのは難しい。」「定休日が同じなので、その日に各支店で研修を行いたい。」とご依頼をいただくこともあります。
研修はライブです
ですが、研修はライブです。
特にグループワークはメンバーによって違いが生まれます。
事前にグループワークのねらいを設定していますが、そのグループで出てきた意見や疑問を見逃さず大切にしていくことが学びを深めていきます。
また、グループワークも「皆さんで話し合ってください。」と伝えるだけで、実際はただの雑談になってしまっては意味がありません。
グループワークのねらいを明確にし、ワークの進め方をわかりやすく説明しなければなりません。
そして、話し合いの妨げにならないように注意しながら、どのような意見が出ているか参加者の言動に耳を傾けます。
話し合いの内容だけでなく、「時間管理をしていましたね。」「メモを取りながら聞いていましたね。」「結論→理由の順に説明していたのでわかりやすかったですね。」など良かった点をフィードバックしていきます。
ここはそれぞれの講師の個性が出るところですが、私たちはグループワークを実施するスキルを高めるために山口県教育カウンセラー協会に所属し、グループカウンセリングのスキルを学んでいます。
最近では、「集合研修を行うよりも社員にそれぞれ動画を見てもらった方が良い。」というご意見もあります。
確かに、同じ内容を伝えるだけなら、動画を見る方が時間に縛られず、コストも抑えられます。
しかし、ライブの研修だからこそ、ほかの参加者から学べることがたくさんあります。
グループだからこそ、身につくスキルもあります。
講師がその場にいるからこそ、自分の強みに気づき自信につながります。
最近では、「集合研修を行うよりも社員にそれぞれ動画を見てもらった方が良い。」というご意見もあります。
確かに、同じ内容を伝えるだけなら、動画を見る方が時間に縛られず、コストも抑えられます。
しかし、ライブの研修だからこそ、ほかの参加者から学べることがたくさんあります。
グループだからこそ、身につくスキルもあります。
講師がその場にいるからこそ、自分の強みに気づき自信につながります。