長い話は伝わらない
営業担当者が話をコンパクトにできたら、
きっと相手にもっと伝わりやすくなります。
先日、ある人の「今年の目標」の話を聞きました。
熱意があり、経験もあり、思いも強い方でした。
だから話は長く、あれもこれもと広がっていきました。
一通り聞いたあと、私はこう聞きました。
「それで、あなたは今年、何をするのですか?」
返ってきたのは、
また同じように長い説明でした。
そのとき、気づきました。
自分の中で整理されていない言葉は、
相手の頭の中でも整理されない、ということです。
これは営業の現場でも、よく起きています。
商品知識も、事例も、想いもあります。
だからこそ、「全部伝えよう」として話が長くなります。
けれど、聞き手が知りたいのは、
「で、結局何がいいのですか?」
「自分にどんなメリットがあるのですか?」
その一点です。
話を短くすることは、
情報を削ることではありません。
相手に届く形に、言葉を整えることです。
「この商品は、◯◯な方の悩みを、△△で解決します」
この一文が言えるかどうかで、
相手の理解も、反応も、大きく変わります。
営業力は、
話の長さではなく、伝わり方で決まります。
だからこそ、
営業担当者には「話をまとめる力」が必要だと思います。
自分の言葉を短くし、話を聴き、
相手の立場で言い直す練習を重ねることです。
その積み重ねが、
営業力アップにつながるトークになります。
話すことは、才能ではありません。
整理して、磨いていくスキルです。
「長く話してしまう」から
「一言で伝えられる」へ。
その変化は、
売り上げだけでなく、
信頼の積み重ねにも、確実につながっていきます。
