ひとそだちの応援団 研修の現場から

人材育成のヒントやお役立ち情報を掲載しています。

最近、「趣味はゲームです」という声を本当によく聞くようになりました。
新入社員に「何かゲームやってる?」と聞くと、ほとんどの方が何かしら楽しんでいます。
むしろ、やっていない人の方が少ないのでは…と感じるほどです。
仕事が終わった後、自宅でゲームをしてリフレッシュする。
そんな時間が、日常の一部になっているのかもしれません。

そんな様子を見ていて、ふと感じたことがあります。
これだけ多くの人が日常的にゲームに触れているのなら、
その中で自然と身についている力を、仕事にも活かせたらいいのではないか、ということです。

チームで行うゲームの中では、「ここにアイテム置いておくね」
「相手は攻撃型だから気をつけて」「今ちょっと危ない、フォローお願い」
といったやり取りが、当たり前のように行われています。
短く、分かりやすく、そしてタイミングよく伝え合いながら、
みんなで一つの目標に向かって動いている。
その姿は、まさに理想的なチームの形にも見えます。

一方で、仕事になるとどうでしょうか。
目的が少し曖昧だったり、結果がすぐに見えなかったり、
役割がはっきりしなかったり…。
そんな違いから、動きづらさを感じる場面もあるかもしれません。

では、なぜゲームではできるのに、
仕事では難しく感じてしまうのでしょうか。

一言でいうと、「目的・関係性・環境」が違うからです。

ゲームは「勝つ」というゴールが明確で、全員がそれを共有しています。
だからこそ、自分から動き、自然と声をかけ合い、
チームとして機能していきます。
一方で仕事は、「やらなければならない」という意識が強くなると、
どうしても受け身になりやすくなります。

しかし、ここに大きなヒントがあります。
私たちはすでに、チームで動くための力を持っているということです。
ゲームの中で発揮している「状況を伝える力」
「役割を理解して動く力」「仲間と協力する力」は、
そのまま仕事にも活かせるはずです。

だからこそ、これらの力を職場でどう発揮してもらうかを考えることは、
会社にとって一つの“戦略”になるのではないでしょうか。
例えば、目的をわかりやすく共有すること、
短く具体的なコミュニケーションを促すこと、役割を明確にすること、
そして安心して発言できる環境をつくること。
そうした工夫によって、もともと一人ひとりが持っている力が、
自然と引き出されていきます。

特別なスキルを新しく教えるのではなく、
「すでにできていることを、仕事の場でも発揮できるようにする」。
そんな視点で組織づくりを考えていくことが、
これからの時代にはとても大切なのかもしれません。

学びは特別な場所だけにあるのではなく、日常の中にこそたくさんあります。
身近なゲームの中にあるチームワークやコミュニケーションのヒントを、
仕事に少しだけ持ち込んでみる。そんな小さな一歩が、
組織をよりよく変えていくきっかけになるように感じています。

ゲームで身につけた連携力や判断力を、仕事の現場でも再現できたら大きな強みになります。
チームワーク研修でその力を実践レベルまで高めてみませんか。
詳細はコチラをご覧ください。

チームワーク研修


資料請求 / お問い合わせ

お電話でのお問い合せはこちら(受付時間 9:00 ~ 17:00)

083-928-5508